効率と感情

私は割と合理性や効率を優先して物事を進める方ですが、これが万人に有効でない事は理解しており、むしろ少数派の様に観察されます。それでは多数派が何を優先している様に見えるかと申しますと、それは「感情」です。
組織として無駄を省く取り組みを計画する際、この「感情」を蔑ろにすると割と無視できない悲劇が待っています。合理化を追求し過ぎて従業員の意欲を削ぐ施策を実行してしまうと、構造的には改善されている筈なのに結果として効率が低下するという誰も得をしない状況になる為、立場によるギャップの理解と全体バランスの勘案が重要になるのです。
残念ながら正しい/正しくないという事ではなく組織論として有効か否かですので、それこそ感情を排除して判断すべきであり第三者の客観的な視点が有効な事項の一つと言えますね。