凡人が天才を殺すのは「組織」において必然

タイトルは「天才を殺す凡人」という本を見かけた時の感想です。因みに同著は読んでいません、済みません。
組織というものは総合力であって突出した個の力など求めていない事が殆どですので、構成人員が多くなれば多くなるほど天才的な発想が排除されるのは当然の事と言えるでしょう。ホメオスタシスは強力です。
しかし決して気分の良いものではありません。過去に嫌というほど無駄に年数だけ経た凡人管理職によって先鋭的な感性を備えそれを発信する犠牲的精神まで持ち合わせた天才たちが使い潰されるのを目にし、今でも歯噛みするほど悔しく思っています。大抵の場合組織としては多数派である凡人の機嫌を取る判断をしますからね。
上記の様な事もあり西岡はどうしても組織というものが肌に合わず独立起業を選びましたが、人間は本来的に群れで行動する生き物ですし、協力し合えるならばその方が良いのでコンサルティング的には組織による事業設計をお薦めしています。いずれにせよ「どういう体制で何を成したいのか」が全てであり、ある意味で正解はトップの中にしかありませんので理想を体現するには考え続け問い続け、微調整していくしかないでしょうね。
因みに診断チャートでは「病める天才」になった西岡ですが、病んでる時点で駄目なのでは…?カテゴライズにあまり興味がないのでお遊びです。明日には忘れているでしょう。