お買い物ポイントは本当にお得なのか

古い話題ですが、消費増税は実行されてしまいましたね。
同時にポイント還元が話題になりましたので、お買い物ポイントについて記事にしてみます。
お買い物ポイントには大きく分けて特定のお店のみを対象としたものと、複数の提携企業が対象となるものがありますね。
後者の場合はいつのまにかポイントも貯まりやすいですし、日常のお買い物でポイントを貯めて、いざという時に大きなお買い物に充当する事ができるなど人気も高いと思います。
ですがこのシステム、本当にお得と言えるのでしょうか。
無条件で利益だけを享受できる状況、というのはなかなか難しいもので、お買い物ポイントの場合は個人情報の提供と引き換えに少しだけ次回以降の購入額が割引になる、というものですね。
単体店舗でのポイントシステムの場合は、そのお店でいつ何を買ったのかなどを把握される程度ですが、複数企業をまたがるポイントシステムの場合、お買い物履歴や傾向、生活圏など、かなりプライベートな動向を関連企業の全てに知られる事になります。
あなたは、どんな企業にどんな情報を渡し、どういう使い方をされいているのかなど、認識した上でリスク管理が出来ていますか?
ビッグデータとして匿名で活用されるだけなら損害を被る確率は低いですが、個人情報の獲得競争熾烈化が予想される今にあって、何も考えずにただなんとなくツールを使用する事は避けた方が安全なように思います。
大げさだ、過剰反応だと思われますか?もちろん、それも選択です。