こんにちは、西岡里枝と申します。
当サイトの内容にご関心をお寄せくださいましたこと、大変嬉しく思う次第です。
また、お時間を割いてご訪問くださいましたこと、誠にありがとうございます。

ご挨拶に代えて、私のビジネスに関する考え方や提供しているコンテンツへの想いを以下に綴りましたので、お付き合い頂けますと幸いです。

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脱サラを決意して開業に至り、方向性も具体的な業務内容も明確なものが何も見えない中で唯一の方針として決めたことは、「自分にしかできない事で人の役に立つ」ということ。

売上に困ろうが生意気と言われようが、商圏内の同業者が多数手がけているようなサービスには決して手を出さなかった。キャリアもコネもない中、スキルだけを頼りに経営のフックに選んだのは補助金申請のサポート。難易度が高く取扱う士業が少ない上、高単価でもあるこの業務は、東証プライム上場企業での中期経営計画策定や管理会計のノウハウを充分に活かせるベストな選択であったと今でも考えている。

しかし、何かが違っていた。悪くないスタートで一応の結果も出ているのに。

自営業者として身を立てるだけであれば、リスクを取らずにこのまま成果を出し続ければ良い。
それでも私は小さな違和感を過小評価せず重視すべき感覚として大事に保存して時々取り出し、ライフワークと呼べるものを模索し続けた。

小手先ではなく根源的に経営を強化できる方法とはどのようなものだろうか。

努力を正しく形にするためにはどうすれば良いのだろうか。

多くの人は他者あるいは他社と比較されたくないだろう。
その人自身や企業そのものの在り方が単独で評価され、愛されるべきだ。

そしてそれは、借り物で構成された表面的なものではなく、個々人の自然なバックグラウンドを土台として構築された在り方でなければならない。

戦後レジームに代表される価値基準の意図的な歪曲は日本を徹底的に弱くし、
世界一の誇らしい技術の数々がその本質的な価値を毀損され文化の破壊につながっている。

我が国は中産階級の突出した優秀さで成り立っているにも関わらず。

これを是正し、本来の特性を活かした正統な発展ルートに立ち戻れるよう、身命を賭すべきではないのか。
大げさだが私はそう考え、各々がそれらしく価値を高めることのできる方法として文化資本の活用に辿り着く。

個人における文化とは、その人の生き様たる歴史と背景であり、個性そのものの象徴と言える。
これを資本とすることで、金銭という他人の価値基準に拠らず、自然な形で処を得てより良く生きることができるのではないか。
当然ながら働くことも生きることの一部であるため、文化資本はビジネスにおいても強力な武器になる。

比較されることなく唯一絶対の存在として選ばれる経営の実現。
夢物語に聞こえるかもしれないが、グローバルスタンダードなど幻想であった事に多くの人が気付きはじめ、
かつてのようなマス・アピールは衰退の一途を辿る今、本格的なパラダイムシフトはもう目の前。

徹底的にニッチへアピールする尖ったユニークさは小規模事業者にとって最強の武器になるはず。
そのためには金銭的価値に単純化されてしまった「資本」についてもう一度見直し、文化資本力を高めることが必要だ。

短期的な尺度でしか思考できない人には理解できないかもしれないが、鋭く賢い人には今やらなければ間に合わないことは自明。

誰もが競争に拠らず、自尊と矜恃を軸に処を得ることで豊かになれる文化の土台こそが真の資本力である。
これを可視化し証明することで、あなたの役に立つことができれば嬉しく思う。